トルコ語でアイスクリームは「Ｄｏｎｄｕｒｍａ（ドンドゥルマ）」と言って、“凍らせたもの“という意味があるんだよ。どんどるまんというなまえは、そこからつけられたんだ。生まれたのは、３００年前ともいわれる昔々、トルコの山の中にあるカフラマンマラシュという町だよ。そんな昔からアイスクリームを食べていたなんて、さっすが～文明の地！

トルコは暑いから、アイスクリームがとけて落ちないように工夫したのが、はじまりだといわれているよ。びよ～んとのびるのにはヒミツがあるんだ。
原料は、フレッシュな牛乳に砂糖、ここまではふつうのアイスクリームといっしょだね。あとひとつ、魔法の粉をパラリ・・・。そのあと摩訶不思議なほどのばすにはアイスクリームをねってねってねって、空気をたっぷりまぜ入れるのがコツなんだ！

さあさ、どんどるまんを注文してくれたそこのキミ。 ちょっと待っててね、ほらほら、どうぞ。えっ、どうしてもらってくれないの？な～んて、チョチョイのグルグル、まだもらえない？おかしいなあ。そーんな楽しいパフォーマンスをくり広げているのは、カフラマンマラシュのアイスクリーム職人たちだよ。なんだかふざけてるみたいだけど、政府公認制でライセンスがあるすごい人たちなんだ。いっしょに楽しんで、おいしく食べて、得した気分になれるのが、どんどるまん。トルコの人たちと仲良くなってくれたら、ボクもホントにうれしいよ。